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 忘れたくない。その時々に起こったこと、 思ったこと、感じたこと、考えたこと。


by pennta12

あるお話①

ワタミの渡辺美樹社長のセミナーで行われたお話だそうです。
講演者は渡辺さんです。

「私はカンボジアで小学校建設を行っています。
完成した学校には多くの子供たちが通っていますが、満足に食事をとれない子供たちがほとんどで、勉強するどころではない状況です。

そこで一時間目の前に給食を支給するようになりました。

ある学校にいったときに、給食をみんなが食べ初めても一口も食べない子供がいました。
何人かが食べ終えて立ち上がる頃にその少女はビニール袋をとりだし、給食をなかに全部いれました。

私が校長先生に事情を聞くと
『彼女は病気で働けない母親と二人の姉妹と暮らしています。給食をもちかえって一緒に食べます。なので彼女は一時間目は欠席です。』と。

私は自分もおなかがすいているのに、家に持ち帰って家族と一緒にたべる優しい少女に感動しました。しかしもっと驚いたのは、少女の周りにすわってた子供たちが自分たちのぶんを少し残し、少女がビニール袋にいれるときに一緒にいれたことです。

一日一食しかとることができない子供たちなのに…。と私は感じました。」


そしてこの話を本にかた著者が
「日本では食べ物があることが当たり前という感覚のため、この幸せに気づかないことがよくあります。水の中の魚は水の外に出て初めて、水の大切さを知ります。気づいたときには魚は死んでしまいます。自分の周りのあたりまえの幸せに気づくことが大切だとおもいます。」

ってありました。

たしかにそうですよね。自分の周りにはちゃんと寝る場所もある、電気もガスも水道もある。勉強する机だってあるし、音楽をきくためのプレイヤーもある。
でもそれって本当に幸せなことなんだよね。

魚は気づいたときに死んじゃうけど、俺らは気づいたときから生きるんだとおもう。
そこまでは本当の意味で生きてないんじゃないかな。俺は人のために生活を送れるようになったら、それを本当に生きている・人生を送ってるってことだとおもうからさ。

あとカンボジアの子供たち。
周りの人がこまってたら自分のぶんをあげてでもそれを救いたい・助けたい。って心。
それを俺らがなくしちゃだめだよね。



自分、最近コンビにでおつり募金を少し始めましたー。
by pennta12 | 2008-09-25 01:34